CORESERVERにIO::Uncompress::GunzipとIO::Compress::Gzipをインストールする方法 (Movable Type4.x向け)

Movable Typeのバックアップ機能

Movable Type 4.xには、ブログのバックアップ機能が付いています。

そんでもって、圧縮形式も選べて便利なモンです。

しかしCORESERVERには、「IO::Uncompress::Gunzip」と「IO::Compress::Gzip」っていうPerlモジュールが入ってないので、「tar.gz」で圧縮できない。

変なところが不便だ。CORESERVER。

ということで、前述のPerlモジュールのインストール方法のメモ。


1.とりあえず入れてみる

まず、インストールしたディレクトリが分かるようにパスを設定ファイルをつくります。

設定ファイルはホームディレクトリに「.bashrc」という名前を付けて以下のような内容で配置してください。

(これ、当たってるかわかんね。)


PATH=$PATH:$HOME/bin:/usr/local/bin:/usr/ccs/bin:/usr/sbin
PERL5LIB=$HOME/lib/perl5:$HOME/lib/perl5/i686-linux


次に、モジュールのインストールです。

CPANでやろうかなと思ったけど、ユーザー領域にインストールしないと無理みたいなことが出てきてめんどい。

で、いざユーザー領域にインストールしようとしても、すぐにプロセス切られる。やっと出来たと思っても、なんかエラー。

だから諦めて手動でインストールすることにした。


まず、「IO::Compress::Gzip」から。

ファイルをダウンロードしてから、展開します。


$ mkdir ~/tmp
$ cd ~/tmp
$ wget http://search.cpan.org/CPAN/authors/id/P/PM/PMQS/IO-Compress-Zlib-2.015.tar.gz
$ tar xzvf IO-Compress-Zlib-2.015.tar.gz
$ cd IO-Compress-Zlib-2.015


次に、インストールします。


$ perl Makefile.PL LIB=$HOME/lib INSTALLMAN3DIR=$HOME/man
$ make
$ make check
$ make install


ていうか、気付かなかったけど、これだけで両方ともインストールはおしまいです。


2.Movable Typeで使えるようにする

これで使える!・・・・と思いきやまだ続きます。

Movable Typeで使えるように、【MTアプリケーションディレクトリ】/lib/MT.pmに変更を加えます。

9~14行目は以下のようになってると思います。


package MT;

use strict;
use base qw( MT::ErrorHandler );
use File::Spec;
use File::Basename;
use MT::Util qw( weaken );
use MT::I18N qw( encode_text );


この下に以下を追記します。


use lib '/virtual/【アカウント】/lib/perl5';


これで、mt-check.cgiで下図のように表示されればOK!

mt-check.cgiのモジュール確認のやつ


3.それって結局意味あんの?

まあ、俺みたいにブログの記事が少ねえ奴は意味無いかも。

多い人は、それだけファイルサイズがでかくなるから、少しは軽くさせたい!とは思うんじゃないかな。

そうでなくとも、zipよりtar.gzの方が軽いし。保管の面ではいいと思うね。

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